»短編

角田 光代『トリップ』


タイトルの『トリップ』は、麻薬の幻覚症状だったり、日常の妄想だったり、旅だったりします。とある町に暮らす人々の、小さなトリップ話を集めた連作集。怖い話じゃないはずなのに、めちゃくちゃ怖かった。近所の肉屋で毎日コロッケを揚げている中年女性の記憶や、旅に出たきりお世話になった祖母のお葬式にも帰ってこない娘の心理とか、見たくないものを見てしまった気分です。

2009年10月17日

なんだかうまい短編


小説家になろうで、しおさんの作品を全部読みました。知っている作者さんのような気がしないでもないです。練習のような中途半端な短編なんですが、うまいんです。『熱』とか内容はよくわからないけど、文章だけで読ませる作品です。

2009年8月31日