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宮木 あや子『花宵道中』


花宵道中

今年文庫化されたR18大賞作品。読者の性別関係なしに評判がいいみたいで。いわゆる本読みの人たちにうけいれられる感じの官能なのでしょうね。江戸の吉原を舞台とした遊女たちの恋物語。

R18という記号から想像していた作品とは、まったく違っていました。もっとえろえろな作品だと思ってたんです。作品全体に上品な官能的雰囲気がただよっていて、遊女ひとりひとりの事情、気性、感情、なども読み応えがありました。

とてもよい小説だと思いますけど、R18っぽくないんですよね。この作品は好きです、でも正直いって、もっとお下劣なものが読みたかったです。

2009年10月24日